伊藤亮太の『ピリッと役立つマネーTIPS』

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zoom RSS 物の豊かさ、心の豊かさ、あなたはどちらを選びますか?

<<   作成日時 : 2012/10/17 16:51   >>

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物を買うことにより豊かさを満たすか、ゆとりある生活・心の豊かさを重視する生活か、あなたなら今後の生活においてどちらを選びますか?こうした調査が、内閣府では毎年度行われています。その調査の名は、「国民生活に関する世論調査」。これは、現在の生活や今後の生活についての意識、家族・家庭についての意識など、日本国民の生活に関する意識や要望をとらえる資料として活用されています。
ここでは、平成24年度「国民生活に関する世論調査」をもとに、最近の日本国民の考え方・傾向を見ていきたいと思います。調査は、本年6月〜7月に全国の20歳以上の男女1万人を対象に実施されました。


■心の豊かさを選択する人の割合が過去最高に

内閣府の調査によれば、今後の生活において、これからは心の豊かさか、まだ物の豊かさかについて聞いたところ、「物質的にある程度豊かになったので、これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」と答えた者の割合が64.0%、「まだまだ物質的な面で生活を豊かにすることに重きをおきたい」と答えた者の割合が30.1%となったとのこと。実は、心の豊かさを重視する割合は年々増えてきており、本年度の64.0%という数字は過去最高だそうです。
しかも、20歳代〜70歳以上のすべての年代において、物よりも心の豊かさを重視する割合が上回っており、年代を問わず心の豊かさを重視する傾向にあります。20代〜30代において、他の年代より物の豊かさを重視する割合が高くなっていますが、若年世代では収入が低いことや子どもの教育費がかかるなどの点が影響していると思われます。

日本では戦後の復興から立ち上がり、先進国へとなり遂げた結果、物質的には豊かになったといえます。その結果、心のゆとりを求める方が多くなってきているといえます。

<図:これからは心の豊かさか、まだ物の豊かさか>

<図:時系列でみた心の豊かさ、物の豊かさ、どちらを重視するか>


■将来に備えるか、毎日の生活を楽しむか

もう一つ、調査の中から気になる結果を記載しておきたいと思います。今後の生活において、貯蓄や投資など将来に備えることに力を入れたいと思うか、それとも毎日の生活を充実させて楽しむことに力を入れたいと思うか聞いたところ、「貯蓄や投資など将来に備える」と答えた者の割合が33.5%、「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合が59.8%となっています。
これだけ見ると貯蓄重視の方が少ないのかな?と感じてしまいますが、年代別にみると若年世代ほど将来に備えて貯蓄や投資を行う人が多くなっています。一方、50代以降になると、毎日の生活を充実させたいと考えている人が多くなっています。当然と言えば当然という結果ではありますが、若年世代においては、毎日の生活を楽しむと同時に、少しは将来を見据えて貯蓄や投資を行う行動も全員にもってもらいたいというのが個人的な感想です。

<図:将来に備えるか、毎日の生活を充実させて楽しむか>


以上、2つの調査結果を見てきました。その他にも本調査においては、生活に関連する調査が多く行われています。是非一度調査結果をみてください。他の方がどんな考え方を持っているのか、日常生活における悩みにどんなものがあるのかなど、日本国民の一般的な考え方・生活の暮らしが分かりますよ。

【参考】内閣府:平成24年度国民生活に関する世論調査

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